――それはハロウィンを間近に控えた、とある日でした。
前の日から風が強くなって、いっきに冷え込んだ夜でした。
???
《ハロウィンがしたいです》
全員 「「…………」」
テッド「いきなり呼び出したと思ったらなんだこれ」
???
《ハロウィンがしたいんです》
クロス「……いや、知らないから」
ジョウ「ていうかどこから響いてるんだこの声……」
???
《というわけでよろしくお願いします》
クロス「いやいやいや、意味がわからないからね?」
テッド「ていうか誰だお前」
???
《そこはつっこんじゃいけません(´▽`)》
全員
「「…………」」
シグー「テッド、そこは追求すると話が進まないからほっとこう」
ジョウ「問題はなんでこんなことを言い出したかだよ」
???
《最近サボってると思うんです》
ジョウ「はぁ」
???
《ハロウィンとかクリスマスとかお正月とか、昔はもっと頑張ってたと思うんです》
セノ 「そういえば最初の頃は、配布SSとか投票とかキャンペーンとか色々やってましたよね」
ルック「ネタが尽きたんじゃなかったの」
???
《うん( ̄▽ ̄)》
シグー「……まあ、実際文字サイトでハロウィンって結構きついんだよね」
テッド「最初の年はイラストやっただろ」
???
《…………》
クロス「黒歴史らしいから闇に葬ってあげて。過去作品放出キャンペーンですら出さないんだから」
セノ 「そういえば……」
ルック「で、なんでいきなり今年はそんなこと言い出したのさ」
シグー「ここ二年くらいまともなキャンペーンやってなくて常連の人に申し訳ないとか思ったんじゃないの」
セノ 「なるほど、お客さん思いなんですね!」
ジョウ「いや、違うね」
ルック「どうせ単にやりたくなったとかそういう理由だろ」
???
《……前者の理由も、ある》
シグー「何割?」
???
《……二……三、割?》
テッド「水増ししたよな今。確実に」
シグー「……まぁいいけどさ。最近サボり気味だったことは否定しないし」
ジョウ「ずっとLにかかりきりだったしな」
セノ 「最近僕らの出番少なかったですよね(^▽^)」
クロス「今回も三都間に合わせの原稿にかかりきりだったからね」
シグー「最近オフがオンを追い越しだしてるしねー」
???
《( ̄▽ ̄)キコエマセン》
テッド「ここに本人いたら殴りてぇな……まぁいい。で、なにすりゃいいんだ」
???
《ここは原点に戻って》
クロス「原点? 配布SSでもするの?」
???
《いや、ハロウィンパーティを》
ジョウ「……ロクなことにしかならないと思うんだけど」
テッド「俺もだ」
シグー「面白そうだね(゜▽゜)」
クロス「パーティは楽しいよね」
ルック「クロスは料理作りたいだけでしょ……」
セノ 「わーい\( ̄▽ ̄)/」
ジョウ「……これはやる流れなのか?」
テッド「この流れでNOが通ると思うのか」
ジョウ「……胃薬、用意しとこうか」
テッド「むしろ今飲んどきてぇ……」
Let's Party!!→→