【佐助が死に掛けるSSの続き(生存ルート)】



幸村「さすけぇえええええええええええええええええええええええええええ」
政宗「わかったわかった。いい子だから寝て来い」
幸村「政宗殿も寝ていらっしゃらないではないですか!!」
信玄「……揃って寝て来い。ここはわしが見る」


佐助「……………………なんで独眼竜が」
信玄「事態が動いたのでな。早馬で来てくれた」
佐助「……みぎめ、のだんなは?」
信玄「寝とる。まったく、お前が彼に背負われて戻ってきたときは死んでいるのかと思ったぞ。良くなったら礼を言っておけ、雨の中薬草を探し回って調合してくださったようだしな」
佐助「……………………え゛?」


>>小十郎は政宗に口止めはしていましたが信玄にまではまだ回ってなかった。
>>佐助はパニくっていたが鎮静剤とか飲まさされているのもありそのまま三日ほど完全に寝込み、小十郎は翌朝起きて政宗に全部白状させられている。
政宗も幸村もだれもなんもいわんのに、佐助が戻ってこないと聞いて探しに行ったのでその件についてのお説教も含め白状させられました。

>>小十郎はそういう感情がイマイチ理解できてないし、佐助的には「それは重いんじゃない」みたいなね(筆頭はきっと「ダメな大人」だと思っているトオモイマス


幸村「政宗殿、戦は終わったし佐助もそろそろ移動はできるので引き上げますがいかがなされますか」
政宗「終わった? 追撃はねぇのか」
幸村「はあ……佐助も負傷しておりますし」
政宗「じゃあ俺は上田城にちょいと厄介になるわ」
幸村「おお! 歓迎いたしますぞ!」
政宗「だから小十郎と佐助を軟禁しろ( ̄▽ ̄)」
幸村「承知した!」

>>すべては筆頭の手の上ですね。
>>信玄は武田の軍を率いて自分の城へ帰り、幸村と政宗は真田軍とともに先行してかえるので、なぜか小十郎が重症な佐助と馬に二人乗りでかっぽかっぽ岐路に着きます(+忍の護衛(なるべく目立たず

>>そして先に戻った政宗と幸村は佐助の部屋を大々的に新しく作り、布団に枕を2つ並べ屏風とかも立てて用意しています。


佐助「Σ( ̄□ ̄|||)っーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!?!?」
幸村「おお、佐助! ずいぶんと元気そうだな!」
政宗「元気なら早速ここが使えるな」
佐助「なにコレ!? なにこの部屋この室内っていうかなんなの!?!?」
幸村「お前の部屋だ」
佐助「……なんで?」
幸村「?? 何かおかしいか? 調度はちゃんと政宗殿の見立てでそろえたからおかしいはずは……」
佐助「じゃなくって。忍の俺様にこんな部屋おかしいしなんでか枕2つだしこれじゃまるで夫婦部屋じゃない」
政宗「まるでじゃなくて夫婦部屋だ。ちゃんと使えよ、Okay?」
佐助「…………」

>>道中がすごく気まずかった場合この部屋は追いうち\( ̄▽ ̄)/

政宗「逃げるな。てめぇらが茶屋(=今のラブホ)によったのは確証取ってる(肩つかんで引っ張り」
佐助「もうほっといてよー!」
政宗「仕事しなくていいつってんだ。大人しく養生しとけ、小十郎もだ。三色昼寝付で料理は俺の手製だぞ、文句あるか」
佐助「……俺様仕事してないと落ち着かない」
政宗「休め、このWorkholicが(◆▽^#)」
佐助「ひっ(゜◇゜lll)」
小十郎「……政宗様、一応聞いておきますが……」
政宗「畑はちゃんと任せてある。今は収穫するもんもねーだろ」
小十郎「ならいいです」
佐助「いいの!? いいんだ!?」
政宗「そいじゃ励めよ!」
幸村「は、は、ハレンチでも許すぞ佐助ぇええ!」
佐助「そこは譲ってほしくなかったかな!」
小十郎「……とりあえず寝るか」
佐助「……普通に疲れた」
小十郎「まだ完治もしてないだろうから、ゆっくり養生しろ」
佐助「……なんか優しいね」(ムダに
小十郎「……俺だって疲れてるんだ。とっとと寝かせろ。まず布団を離せ」
佐助「……引っ付いて寝てたらダメ?」
小十郎「………………………………勝手にしろ」

>>どうした佐助Σ( ̄□ ̄|||)
>>ちょっとだけ頑張って甘えてみました!気弱になってると人肌恋しくなるっていうから!
>>たぶん小十郎は今なら頼めば抱きしめて寝てくれるよ!

>>瀕死の佐助を見ているし死を前にした佐助があそこまで言うならと思って割合甘やかす気ではあると思う。
>>……口にしてあげて小十郎さん。絶対迷惑だったとか重いって思われたとか
自己嫌悪陥ってる。
>>……きもちわるいぐらい優しいので察してよ佐助。
>>別に愛してるなんて言わなくてもいいから「重くはない」とか告白の返事を!

>>妥当な返事としては、「俺のことすぐ忘れるでしょ」へ「忘れねぇよ」か「しあわせだったよ」に「俺もだ」なのか。

>>「忘れねぇよ」は一瞬わかんなくって、説明されて思い出す。