シ「お誕生日おめっでっとー♪」
テ「……って、俺に言ってどうする」
シ「準備運動」
ル「アホらし……」
ク「ほらテッドもルックも、話す暇あったら手伝って!」
シ「まったく、なんで僕らがやらなきゃいけないのか」
ル「あんた何もしてないじゃないか」
シ「当然。僕にやらしたら去年以上の災難になるよ」
ル「……そんなに料理下手なんだ」
テ「っつーか家事能力が壊滅している。今まで不自由しなかったのが奇跡だな」
シ「もーっ、お皿はこぶぐらいならできるもんっ」
ク「あ、ちょっ」
バリン コシャン
ク「……しぐーるーぅー?」
シ「ぼ、僕ちょっとセノたちが来たか見てくるねっ!!」
テ「あ、逃げた」
ル「逃げたね……」
セ「こんにちはー……?」
ジ「出迎えに来るって言ってたくせにまったく」
シ「そこ! 僕が迎えに出るまで入ってこない!」
ジ「あいかわらずムチャ言う人だな!」
シ「文句言ってもナンボの世界じゃないか\( ̄▽ ̄)/」
ジ「なんであんたは世界の果てまで俺様なんだ……」
テ「まあまあ、料理がもうじき運ばれるからそれまでのんびりしててくれ」
セ「あ、僕手伝います」
ル「……座っときなって。ほら、ケーキ」
セ「うわあい、ケーキだあ♪」
ジ「あ、シグール。これはお宅を会場に使わせていただくので、せめてもの」
シ「梅酒? うわあ、ジョウイにしては気が利くね」
ジ「はい(笑顔」
シ「じゃあちょっと飲んでみようかな♪」
テ「……ぉい、その梅酒は」
ジ「もちろん、ご察しの通りですよ」
テ「シグール、飲むなΣ( ̄□ ̄|||)」
シ「えー? もう飲んじゃったよー」
テ「……な、なんともないか」
シ「な〜い〜よぉ〜〜〜〜(ばたり」
セ「シグールさん!?」
ル「ちょうど良い。料理の分け前が増えた。パーティを始めようか」
ク「ちょ、ちょっと、何がどうなったの?」
ジ「ちょっとサプライズプレゼントにあたったんだと思いますー」
テ「……まあ、ほっとこう。勝手に飲むのが悪いといえば悪い」
ク「?? まあいいや、さあ、ケーキに火をつけるよ」
セ「え、でも……」
ジ「いいからいいから」
ル「そうそう、いいからいいから」
テ「それじゃあ火をつけるぞ」
ジ「さ、じゃあ……」
シ「ふっかぁーっ」
全「「煤i゚▽゚;ノ)ノ」」
テ「どこのゾンビだ!」
シ「この僕をさしおいてぇ〜 ケーキを食べようなんて ゆーるさーな〜い〜」
ジ「……どんだけ食い気なんだあんたは」
シ「世界の果てまで(゚▽゚)」
テ「もう……いいから、頼むから沈んでいてくれないか」
シ「なんでさ」
テ「セノを祝わないといけないのに、なんでお前ばっかりしかも恥さらしな方向へ突っ走ってるんだ!」
シ「祝ってるよぉ、ねえセノ」
セ「はい」
ジ「どこがだ……」
セ「だって、僕のお願い聞いてくれてますから」
ク「お願いって何?」
セ「今日は、ジョウイとナナミをたくさん喜ばせてあげてくださいって。それが僕の一番うれしいことだから」
ク「そっかー」
ル「相変わらず他人本位な……」
テ「……ん?」
ジ「え、まさか」
シ「ナナミ作成梅酒を飲み干すのは、礼儀でしょ。ついでにジョウイに復讐もしないよぉ、今日は」
テ「今日……「は」……」
ジ「まあそういうオチだと思ってたけどねうふふあはははは」
ク「明日になったら倍返しだねー」
ル「いっそそっちのほうが落ち着くね」
セ「シグールさん、ごめんなさい。ナナミがどうしてもって」
シ「いいんだよ、ナナミには美味しかったって言っておいてね」
セ「はい! ありがとうございます!」
テ「まあ、飲み干したのは褒めてやるが」
ル「……捨てるって手段は思いつかないんだね」
ク「それはマナー違反だし、セノが悲しむでしょ」
ジ「僕ちょっと出かけて良いかな」
テ「ザけんな、明日のあいつを誰が静めるんだ」
ジ「…………」
シ「はーい、それじゃあ皆セノにプレゼントあげて♪」
テ「お、そうだそうだ。ちゃんと用意してあるぞ」
ク「僕もルックもがんばって選んだんだよ」
セ「わ〜い、楽しみです!」
***
はぴばセノ。
六人でいっちゃん地味ですが、台詞もありませんが、彼があのぎすぎすメンバーを上手くまとめていると思っています。
感謝してます。