ク「というわけで☆」
全「「ハッピーバースデールック!」」
セ「……あれ?」
テ「おいクロス、ルックいねーぞ?」
ク「えっΣ( ̄□ ̄|||) るっくんどーこー!?」
ジ「書置き発見」
シ「えーっと、「クロスのバカ」……だって」
テ「何したんだお前」
ク「えっ、な、何もしてないよ!?」
セ「どーします? ルックの場合どこ行ったか全然わからないし」
ク「セノっ、紋章で気配さぐってよ!」
セ「ん〜……わかんないです」
テ「それだけ遠くにいってるってことだろ?」
ク「うそっ、なんでさ!?」
シ「何もこんな日に夫婦喧嘩しなくってもいいのにねぇ」
テ「まったくだ」
ク「だだだだって僕ぜんっぜん心当たりないのにー!?」
〜三十分後〜
レ「心当たりは飛んでみましたが、いませんね」
ク「レックナート様、ルックのところへ直接は飛べないわけ?」
レ「無理です。そんなピンポイント機能はありません」
シ(じゃあ歴代天魁星のところに来るアレは何?)
セ「ど、どーしましょう……」
ジ「ほんっとーに心当たりゼロですか」
ク「ないもーん」
テ「プレゼントに妙なものあげたとか」
ク「あげてない。まだ手元にもってる」
シ「ここ数日冷たかったとか」
ク「そんなことないよ」
ジ「でもここ数日パーティ準備にかかりっきりでしたよね」
ク「だってそれはっ、それはパーティのためにっ」
全「「それだ」」
ジ「それですよ」
テ「それだな」
セ「それですよクロスさん!!」
シ「間違いないね、ルックはクロスの冷たさに嫌気が差してでていったんだ」
ジ「書置きも証拠付けてますし」
セ「ルック、理由もなくいなくなるわけないし」
テ「用事なら俺らに言うはずだしな」
レ「まあパーティ云々より、好きな人がかまってくれれば満足なタイプですからね」
ク「うっ」
テ「探して来い」
ク「うわああああんっ、るっくんごめんーっ(ダッシュ」
シ「(笑顔)はい、ルックハッピーバースデーv 僕らからのプレゼント☆」
ル「……(戸棚裏から)……悪趣味」
テ「いーだろ、お前を思って泣き喚くクロス」
セ「ルック愛されてるねー」
ジ「……まあ、レアなのに代わりはないな」
レ「愛されていますねルック」
ル「……まあいいや、食べちゃおう」
セ「え、クロスさん待たないの?」
ル「待つわけないだろ、僕がここにいるって気がつかなかったのに(微笑」
テ「げ(引)」
シ「どうしようテッド、ルックが黒いよ」
ル「ほら、米粒一つ残さず食べるよ」
(ずどどっどどどど)
ジ「……なんだこの音」
テ「地響き」
シ「地震?」
ジ「いや、と言うよりは誰かの足お……」
ク「(ずだだだだだだだだだっ)ルックーっ!!!! いーたー!!!」
ジ「早っ」
ク「もーっ、もーっ、ほんっとーごめんねっ、大好きだからねっ、大好きだよっ(抱」
ル「わ、わかったってば、ちょっと、離れてよ」
ク「ずーっと傍にいるからねっ、ずーっと今日はずーっとルックの傍にいるからね!」
ル「だ、からはな、れてって」
テ「はいはいはい、わかったから落ち着けクロス」
シ「ケーキ切っちゃうよー」
セ「あ、シグールさんそれパン用ナイフです! ケーキはこっち!」
ジ「じゃあ僕は紅茶を淹れるんで、レックナート様コーヒーですか紅茶ですか?」
レ「紅茶で」
ク「あ、ジョウイ僕がやるよそれ」
ル「……クロス」
ク「え?」
ル「――……きょ、今日はず、ずっと傍にいるんでしょ」
ク「え――う、うん(抱)……えへへー」
ル「……気持ち悪い」
ク「ごめんねー……えへへへへへ〜v」
ル「…………」
***
ルックハッピーバースデー。
誕生日SSは常に時間軸が曖昧ですな。
ササライ出したかったな(笑)
(オマケ)
ク「寂しかったんだよね、ごめんね」
ル「いや、あれ、ほんとは……」
シ「クロスー、ルックー、ご飯なくなっちゃうよー(爽」
ル「…………」
ク「今行くよー、ほら、ルック行こう」
ル「……かった」
ク「え?」
ル「さ、びし、かった」
ク「ごめんね」
ル「……うん」
ク「来年は二人で準備しようね」
ル「うん」
ク「僕の誕生日も一緒に二人でやろうね」
ル「それはダメ」
ク「ええ Σ( ̄□ ̄|||)」