シ「やあ」
ジ「!? 何してるんだこの悪魔!」
テ「……素直だなジョウイ」
ク「やっほー」
ル「やれやれ、皆出揃ってご丁寧だね」
セ「? 何かあったんですか?」
ジ「帰れこの問題児集団!」
テ「お前もその一角だ」
シ「イヤダなジョウイ、僕らは「誕生日」を祝いにきたのに」
ジ「誰の」
ク「君の」
ジ「……はい?」
ル「オフィシャルデーターがないからね」
シ「わざわざ設置したのさサイト内で。喜べ」
ジ「なんであんたが偉そうなんだ!」
セ「わー、じゃあジョウイの誕生日今日なんだ」
テ「そ、6月30日な」
ク「まあささやかだけど祝おうと思ってね」
セ「じゃあお祝いの準備しなきゃね」
ジ(セノ……(嬉涙))
シ「はーい、ちなみに次は僕で8月19日!」
ク「その次はたしかテッドで9月3日」
ル「11月5日がクロスで、12月6日が僕」
テ「で、セノが3月24日な。何でもこの誕生日は結構こだわりがあるらしいぜ」
ク「そうそう、「誕生日大全」(主婦の友社発行)で綿密に吟味の結果だから」
ル「たとえばセノは「才能と自信にあふれた正直者」」
テ「ルックは「鋭い知性と進取の気性」で「強い感情と高い理想」持ち」
シ「クロスは「深い感情と強いパワー」に「好奇心旺盛」」
ク「シグールは「賢く誇り高く自信に満ちた行動派」だよねぇ」
ジ「……6月30日生まれの人は……「自己犠牲の価値を見直して」……はい?」
セ「へー、すごいあたるんですねー」
ク「まあ普通こういうのは話半分で聞いたほうが良いけどね」
テ「俺らの場合は先に読んでそれから決められたんだから、まあ大方あっているとみなしても……」
セ「えーっと、テッドさんは「現実的で愛想が良く鋭敏で意志の強い」……ほんとだー」
ジ(ほんとか?)
シ「しかもこの本によれば僕とテッドは「ソウルメイト」v」
ク「僕とルックは「運命の人」v」
セ「あ、ジョウイと僕は「恋人や友人」だってー」
ル「……この世界で「ソウルメイト」ってなんかヤなニュアンス含むけどね……」
テ「まーまー、細かい事は気にすんな!」
ク「恋愛と人間関係とかよく読むと面白いねー」
シ「僕は長く続く関係を大事にするタイプv」
セ「同じ誕生日の人も面白いー」
ク「あ、ついでだから他の本も見てみようか」
テ「だな、血液型とかも楽しそうだし」
セ「ですよねー、なんか良いのあったかな」
ル「確か本棚に数冊」
シ「じゃあとりに行こうか、ルックテレポートv」
ル「はいはい……」
ジ(……僕の誕生日じゃなかったんだろうか?)
***
こんな忙しい時期に誕生日を設定されたジョウイでした。
管理人はカウントダウンイラストで息も絶え絶えだっていうのに……。
というわけでこれでお祝い。
他の人はもっときちんとやりますよ(笑
※この次の日から「L」が始動(しかも20話くらい連続更新)予定でした。 そして結果的にこの会話SSが誕生日の恒例に。