「はい僕のかっちー☆」
「あー! くっそー!!」
「リーヤはほんと弱いなぁ」
「シグールが強すぎるだけだろ!?」
「負け惜しみ言わない〜。さてと、何してもらおっかな」
「……あ、あんまり無茶なのはやめてくれよ?」
「勝った方の言う事をなんでも聞くってルール決めたのはリーヤでしょ?」
「俺なんでそんな約束しちまったんだろ……」
「あ、そうだリーヤ」
「ん?」
「バンジージャンプして☆」
「(゜□゜)」
「大丈夫、ちゃんと命綱はあるから」
「バンジージャンプって……ここ、塔の結構上の方なんだけど」
「大丈夫大丈夫、下水だし」
「そういう問題じゃねえよ!?」
「ちゃんと命綱もあるから」
「……これ、何?」
「え、命綱(゜▽゜)」
「……俺にはどう見てもトイレットペーパーにしか見えねーんだけど」
「奮発して一ロール全部使ってあげるね☆」
「一思いに何もなしにして「こっから飛び降りろ」って言ってもらった方が諦めもつくわ! 確実に切れるだろ!?」
「リーヤ、トイレットペーパーの強さを甘くみちゃだめだよ」
「トイレットペーパーに人間が落下する時のあの反動を耐える強度があるとは思えねぇよ!!」
「だいじょうぶだってば。これ、一ロールあるんだよ?」
「だから……?」
「この塔で使ってるのって、一枚重ねだから六十メートルくらいあるんだよね」
「……で?」
「衝撃も何も、その前に湖に着水するから問題ないよ」
「意味ねぇ!!Σ( ̄□ ̄|||)」